20代からはじめる積み立てのすすめ
投資を始めるには、時間と複利の力を最大限に活用できる「積み立て投資」がおすすめです。20代から積み立てを始めることで、未来の資産形成に大きなメリットをもたらすことができます。
積み立て投資とは、定期的な少額の投資を継続して行う方法です。具体的には、毎月決まった金額を投資対象の資産に積み立てることで、市場の値動きによるリスクを分散しながら資産を着実に増やしていく手法です。
今回はなぜ20代からの積み立てが有益なのか解説していきます。
なぜ積み立てがおすすめなの?
時間が味方してくれる
20代はまだ投資に長い時間をかけることができる時期です。早い段階から積み立てを始めることで、複利効果により元本が成長し、将来的なリターンが大きくなるチャンスが増えます。
複利とは元本に対して利息が加算され、その後も新たな利息が加算されることで、元本が成長する仕組みです。単利とは異なり、複利では毎期(通常は利息の発生周期)の利息が元本に加算されるため、利息が利息を生む「利息の利息」が発生します。
単利の場合: 100万円を年利率5%で1年間預けると、利息は5万円です。元本に利息を加えた合計は105万円です。
複利の場合: 100万円を年利率5%で複利計算すると、最初の年は単利と同じで利息は5万円ですが、2年目には元本が105万円となります。2年目の利息は5%の利率で105万円を計算したものなので、5万2500円です。つまり、2年目の合計は110万5000円です。
負担を軽減し、リスクを分散できる
積み立て投資は毎月一定額を投資するため、市場の値動きに左右されるリスクが低減します。投資先を幅広く分散させることで、個別のリスクを抑えながら成長の可能性を高めることができます。
価格が変動する商品に一定金額の投資を続けることで、価格が高いときには数量を少なく、価格が安いときには数量を多く購入することが可能です。安いときに沢山の数量を買うことができると、値下がりをチャンスへと変える効果を期待できます。
また、一度に大きな金額を用意する必要がありません。経済的な負担を抑えながらコツコツと資産を築くことができます。
20代の強みを活かした投資
最大の強みは時間
20代から投資を始めることで、時間を味方につけることができます。上の世代に比べて収入が少なく、投資に回せるお金が少ないのが20代ですが、投資は複利の力を活用することで資産を成長させることができます。若いうちから始めることで将来的な資産がより大きくなる可能性が高まります。
また20代から投資を経験することで、金融市場や経済について学ぶ機会が増えます。投資を通じて財務知識を磨くことができるため、将来の資産運用やマネーマネジメントに役立てることができます。
将来のライフイベントや目標に向けて資産を多様化することができます。不動産、株式、債券、商品など、さまざまな資産クラスに投資することで、リスクを分散し、安定したポートフォリオを築くことが可能です。
将来の目標達成に向けて
投資を始めることで、将来の目標達成に向けて資産を増やすことができます。例えば、家の購入、教育費、リタイア後の生活の充実など、具体的な目標に向けて資産形成を進めることができます。
ただし、投資にはリスクが伴いますので、慎重な計画と専門家のアドバイスを仰ぎながら進めることが重要です。積極的な資産形成を目指すためにも、早い段階から投資の可能性を検討してみると良いでしょう。
資産運用やライフプランについてお困りの方は、オンラインでも相談可能なFP事務所SPOONにぜひご相談ください。
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